カテゴリ:空き家対策 / 投稿日付:2021/07/11 11:18
空き家管理の必要性
一般の世帯総数のピークは2014年の4929万世帯で、総人口より7年遅れで
減少に転じていて2020年の一般世帯総数は4885万世帯で1995年の
4390万世帯から495世帯の増加しています。
そして平成31年4月26日に平成30年 住宅・土地統計調査の概数が公表されました。
調査によると全国の空き家数はおよそ846万世帯(前回調査では役820万戸)
全住宅に占める空き家の割合(空き家率)は13.55%となりました。
少子化高齢化が進み、人口減少社会が現実のものとなり、数年後には世帯数も減少すると言われていますので、これからは空き家が増えていく一方です。
こうして増え続ける空き家が管理されずに放置されてしまうと、近隣に悪影響を与える「外部不経済」の問題を引き起こしてしまいます。
例えば、敷地内にゴミが不法投棄されたり、荒廃や老朽化により景観上の問題が生じたりします。
また犯罪者が出入りし地域の治安が悪化するケースや、放火されるなど、社会的な問題になっている場合も少なくありません。
空き家放置をするとこのような結果になりかねませんので、
注意点を3つほどまとめてみました。
①倒壊・外部材落下の危険性
②防犯・防災上の問題
③衛生上の問題、景観の悪化
また空き家を放置することは、所有者にとっても大きなリスクがあります。
例えば建物の一部が壊れて他人に損害を与えたときは所有者に過失がなかったとしても、原則として被害者に対してその損害を賠償する責任を負わなければなりませんので、空き家を適切に管理することが重要です。
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